県央スイーツ開発プロジェクト② 【素材紹介】
地域の素材を使ったスイーツを開発する、「いばらき県央スイーツ開発プロジェクト」。
2回目となる今回は、スイーツに使われている3つの素材についてご紹介します。
★栗(笠間市)★
1つ目の県央名産品は、栗です。
茨城県は、栽培面積・収穫量ともに全国1位を誇る栗の産地です。その中でも笠間市は、代表的な栗の産地として知られています。
笠間市内には、栗を使った料理やスイーツを楽しめるお店が数多くあります。(一部期間限定のところもあります)
毎年9月下旬もしくは10月上旬に「かさま新栗まつり」が開催され、焼栗や栗を使ったお菓子や料理、ハンドメイド商品の販売、栗を使ったゲームなど、まさに「栗づくし」の人気イベントとなっています。
(かさま新栗まつりの様子)
★ほしいも(ひたちなか市・東海村・那珂市)★
2つ目の県央名産品、ほしいもの素材調達には、ひたちなか市、東海村、那珂市のほしいも生産農家や集荷販売業を営む問屋、農業関係機関から構成される「ひたちなか・東海・那珂ほしいも協議会」にご協力をいただきました。
「ひたちなか・東海・那珂ほしいも協議会」では、安全、安心、そして美味しいほしいもをお届けできるよう、衛生加工の実践などの「ほしいも生産三ツ星運動」を展開し、良品質のほしいもの生産・販売推進に取り組んでいます。
また、生産者の技術向上や、ほしいもを多くの方に味わっていただくことを目的として、毎年「ほしいも品評会」を開催し、来場者の投票で品種ごとに金賞・銀賞・銅賞を決定しています。前回は約2,000名の投票があり、毎年大盛況のイベントです。
(ほしいも品評会の様子)
★古内茶(城里町)★
3つ目の県央名産品は、古内茶(ふるうちちゃ)です。
古内茶の起源は古く、室町時代初期に栽培が始まったとされ、古い書物によれば京都に次ぐ日本で2番目に古い産地と伝えられています。
豊かな香りと渋み、甘みが古内茶の特徴で、奥久慈茶・さしま茶と並んで茨城三大銘茶に数えられています。
かつて徳川光圀公が清音寺を訪れた際、古内茶の味の良さに感嘆し、このお茶を「初音」と名付けられました。境内には今でも「初音」の母木があり、清音寺は「古内茶発祥の地」とされています。
以上、素材のご紹介でした。
県央地域自慢の素材、栗・ほしいも・古内茶を使って、一体どんなスイーツが誕生するんでしょうね!
次回は、いよいよ「商品」についてのご紹介です。どうぞお楽しみに☆
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《いばらき県央スイーツ開発プロジェクト》
①【プロジェクト・開発者紹介】
②【素材紹介】
③【商品紹介】「あす旅ショコラ」