「あす旅」リレーブログ “第5回大洗町編” 取材者:那珂市
あす旅リレーブログ第5弾!『大洗町編』
皆さんはじめまして!那珂市商工観光課の片山です。あす旅リレーブログ第5弾は大洗町!大洗町といえば、2020年12月に大規模リニューアルしたアクアワールド大洗、広大な砂浜の大洗サンビーチなど、海にまつわるイメージが強いです。最近では、リアルな大洗の町並みを舞台とするアニメ「ガールズアンドパンツァー」も有名ですよね。私もよく子どもを連れて遊びに来るところなんですが、今回は、“私が知らなかった大洗”という視点で、取材をしてきました。
隠れ家的な『甘味処 燦燦』
まずは、まずは、とても雰囲気の良い甘味処があると聞いていたので気になっていた『甘味処 燦燦』へ。大洗海岸通りを大洗キャンプ場方向に少し入ったところにありました。まっ赤な暖簾が目を引く外観は、和を感じる大人の雰囲気。暖簾をくぐると野草や苔に囲まれた庭が見え、中央付近には赤い和傘が。「これこそ日本ならではの和の“映え”だ!」と早速テンションが上がってしまいました。和傘の下に腰を掛け、じっくり周りを見渡すと、様々な野草が植えられているのが見えました。そして、なんといっても苔が庭の雰囲気をより味わい深いものにしていました。
和スイーツがすごく美味しい!
趣のある庭を過ぎて店内に入ると、笑顔の素敵なオーナーさんが出迎えてくれて、メニューの説明をしてくださいました。甘党の私には、どれも美味しそうで「おしるこ」と「くずもち」、「コーヒー」をオーダー!甘味はどれも優しい甘さで美味しく、コーヒーに添えられている和菓子は一つひとつ手作りされているそう。「今日の和菓子は庭の紅葉をイメージして黄色とピンクの色合いで作ったんですよ」とオーナーさん。そして、温かいくずもちを僕は初めて食べたのですが、モチモチしているけれど、口の中に入れるとすぐに溶けてなくなる感じで、その食感にもう、それは、、、何も言えません。無言でずっと食べ続けてしまう一品。なんでもこのくずもちは、吉野の本葛を100%使用して(なかなか珍しい)手作りされているそうで、想像以上の柔らかさでした。
器にもおもてなしの心
甘味や飲み物が盛りつけられた器もとても素敵で「県外からもお客さんがいらっしゃるので、茨城県の良いものを見てもらいたくて、笠間や高萩など、県内の焼物を使うようにしています」と聞いて感動。季節や風景に合わせた美味しいものを地元の器で提供するきめ細やかな心遣いに心が温まりました。
甘味処 燦燦
住所 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8231-21
営業時間 13:00~日没まで
休業日 不定休
TEL 029-267-5301
お気軽にお問い合わせくださいとのことです♪
つづいて・・・
夏だけじゃない!ビーチの遊び方
甘味を思う存分堪能した『燦燦』を後にして、大洗サンビーチに到着。今日は最近テレビなどメディアでも取り上げられている『リフレクションビーチ撮影』を体験したいと思って来たのです。リフレクッションビーチとは、浜辺が海水で鏡のように反射する現象。干潮前後か満潮の3~4時間後などに波が引いた後の広めの浅瀬を見つけて撮影すると、反射を利用した素敵な写真が撮れるとのこと。夏以外に海を楽しむ最高の方法。みんな映えたいですよね~
撮影のチャンスは意外と多い!
おすすめの天気は、程よく雲があって切れ間から青空がのぞくような空模様で風がない日だそうですが、今日はあいにくの曇り空。そして雨男の私がたまに雨がパラパラ降らせ、「こんな天気でもリフレクション写真は撮れるのかなぁ」と心配になってきました。「うまく撮れるか分からないけれど、とにかく一度やってみよう!」と、まずは撮影する場所を探すことに。雨が上がったタイミングで、波打ち際を見渡すと、波が引いた後に浅く海水が残っている場所を発見! 「よし!あそこだ!」と狙いを定めて近づきました。撮影位置を決め、波がさっと引いた瞬間にジャンプして「パシャリ!」。久しぶりに本気のジャンプをしたので息が切れましたが、思っていたよりもちゃんと反射している写真が撮れました!
天気が良ければ夕方には空が夕陽で赤や紫色に染まり、マジックアワーと呼ばれる幻想的な雰囲気の写真が撮れるそうですが、再び雨がポツポツと降り出したので、今日は引き上げることに…。マジックアワーは撮影できなかったものの、難しいのでは?と想像していたリフレクションビーチ撮影を自分で体験してみて、意外と簡単に撮れることが分かったのは収穫でした。まして、今日みたいな天気でもちゃんと反射をカメラに収めることができたので、意外に撮影のハードルは低いかもしれませんね。
撮影に最適な日や、マジックアワーのチャンスは、大洗観光協会HPのカレンダーでチェック!
大洗観光協会HP「リフレクションビーチ」
小物を使ってもっと映えよう!
今日は被写体が自分一人だったので、撮影アイテムは使わずシンプルに撮影しましたが、ビーチセンター2階の「夢タウン大洗スポーツクラブ」では、1回500円でフレームや傘など写真映えを手助けする小物を3つまでレンタルできるそう。フレームをカメラの近くに置いて人物がその中に納まった絵画のように映る構図や、カラフルな傘や風船を持って撮影するのが人気だそうなので、次は家族と一緒に撮影グッズを借りて、また違った表情の1枚を撮りたいです!
大洗町、海だけじゃなく、とても奥が深いです。楽しめる場所は1日では回りきれません・・・
今回も、なじみ深い地で新たな体験ができて有意義な旅ができました。次回は小美玉市の才川さんが那珂市を取材します。素敵な発見を楽しみにしております!!